じんましんは、今も私を悩ませる問題の一つで18歳の時から飲んでいる薬がないと、体中に出て気が狂いそうなほどかゆくなります。
その薬というのが、タウロミン。
このタウロミンは、私はずっと漢方薬だと思っていましたが、中身を調べてみると、漢方薬もいわゆる西洋の薬もどちらも入っているようです。
忘れもしない18歳の夏。
ある日突然、腕や足に、蚊に刺されたようなボワーンとしたじんましんが、出たんです。
いくつか皮膚科に通ってみましたが、原因は分からず、病院でもらったかゆみ止めも大して効かず・・
それでも、なんとかだましだまし生活していましたが、ある日曜日の夜。
腕や足だけでなく、お腹や背中、まぶたや唇など、体中の皮膚のやわらかい所にじんましんが出たんです。
目には見えませんが、のどもかゆかったので、のどにも出てたんだと思います。
もう、かゆくてかゆくて気が狂いそうでした。
当時はインターネットもないので情報もなく、どうしていいか分からず、もう泣きそうでした。
母の実家の近くに皮膚科専門の薬局があった事を母が思い出し、母の子供の頃の記憶をたよりに、ダメ元で行ってみました。
新入社員だったし、じんましんくらいで会社休むのもどうかと思ったのですが、目も唇も腫れあがって真っ赤になってすごい顔になってましたし、気が狂いそうな痒みで、どっちにしろ仕事になりそうもなかったので、思い切って休んで行って来ました。
そして、これが正解でした。
薬剤師さんのおじいちゃんとおじさん(親子らしい)に、色々と話を聞いてもらい、すごい細かい質問をいっぱいされました。
病院じゃないので検査は出来ないし(病院で検査しても分からなかったけど)原因は分からないままでしたが、その薬局で調合した痒み止めをもらい、飲むと痒みがひいていき、じんましんも数十分で消えていきました。
もう、感動!しました。
今まで行った病院の先生とかなんやねん!とかなり腹立ちましたが。
ただ、また出るだろうという事で、しばらく出たらかゆみ止めを飲む事になり、体質改善のためにタウロミンという薬を出してもらい、こちらは毎日食後に飲むよう言われました。
しばらくは、タウロミンと痒み止めを併用していましたが、数か月でじんましんが頻繁に出る事がなくなったので、タウロミンのみで大丈夫になりました。
そこから、数年タウロミンを飲んでいたのですが、飲み忘れても全然じんましんが出なくなったため、飲むのをやめてしまいました。
でも、そこから10年くらいかな、じんましんが出る事はなかったんです。
なので、すっかり忘れていた数年前のある日・・・久々に。
出てしまいました、じんましん。
ガーン・・・ずっと飲んどけばよかったー、タウロミン(涙)
と後悔しても、時すでに遅し。
また再発です。
とはいえ、例の薬局に行ってたのは30年近く前。
今はないかもという事で、とりあえず近くに出来た新しい皮膚科の病院へ行ってみました。
すると、やっぱり原因は分からないものの、先生が太い百科事典のような本を開けて、「おそらくコレだとは思います」と写真を見せてくれました。
確かに、私のと同じようなタイプのじんましんです。
種類は特定できるようになったみたい。なんで出るかは分からないんですけどね。
ただ、さすがにこれだけ20年以上経つと、進化はしてるようで、飲み薬をもらえました。飲むとじんましんとかゆみがひくやつ。
これ、すごい効きました、スゴイ!ほんとに助かりました。
でも、コレめっちゃ眠くなるんですよね。こんなに眠くなると困るので、結局、またタウロミンを飲む事にしました。
飲みだしたら、やっぱり出なくなりました、じんましん。
ほんとにコレ効くなぁ。
眠くならないのが助かります。
アレルギーや皮膚炎に有効な漢方薬みたいですね、最近は花粉症の人も飲んでるようなので、けっこう品切れになってる事も多いです。
そして、それ以来ずっとタウロミンを飲んでます。体質を変えるには簡単にはいかないんだな、と実感し、コツコツ飲んでます。
もう、タウロミンなしでは生きていきないようです、私。
もし、同じような事で悩んでいる方がいらっしゃれば、一度試してみて下さい!
価格:4,680円 |